「RAY CONNIFF」「レイ・コニッフ」って言って知っている人、まず居ないでしょうね。多分音楽業界の人ですらも知りません。でもこの音、聴けば年代を問わず、好みのジャンルを問わず、新鮮で清々しい音だと感じる筈。ちゃんとオーディオ・システムで聴いて。それも大きめの音で!
アタシが丁度大学生になった頃、1960年代始めに最もはまった音です。レコード、ほぼ全部持っています。「ほぼ全部を持っていた」と簡単に言っていますが、インターネットもアマゾンも無い時代、入手は簡単ではありません。銀座にあったヤマハ本店にまで、わざわざ行って、アメリカに1枚1枚を注文してもらい、半年後にようやく手元に届く、そんな苦労をして、1枚1枚を入手していました。
アマゾンで注文すれば、次の日には何でも届く時代の人達には考えられないでしょうね。ちなみに、1ドル 360円の時代ですよ!
「グレン・ミラー」を知らなくても、この曲は、まず誰でも聴いたことがあると思います。その「グレン・ミラー」の代表曲 Moonlite Serenade の「RAY CONNIFF」版。
Moonlite Serenade. (https://www.youtube.com/watch?v=FH-5ZTyUz7U)
「グレン・ミラー」のオリジナルの Moonlite Serenade は、これ。
Moonlite Serenade. (https://www.youtube.com/watch?v=rjq1aTLjrOE)
これ日本の女子高生! もう涙が出てくる程、素晴らしい!
グレン・ミラー演奏のオリジナル。Stardust. https://www.youtube.com/watch?v=fuYD0K2ERd0
1955年、ウイリアム・ホールデン、ジェニファー・ジョーンズの「慕情」のテーマ曲 “Love is a many splendored thing” は、映画音楽史上の最高傑作と言われていて、第28回アカデミー賞歌曲賞受賞作品です。色々なシンガー歌っているスタンダード・ナンバーになりました。例えば、マット・モンローの “Love is a many splendored thing” は、素晴らしいです。ちなみに、そのマット・モンローは、ショーン・コネリーの1964年製作のジェームス・ボンド第2作「ロシアより愛をこめて」の、主題歌を歌っています。
Love is a many splendored thing.「RAY CONNIFF」版。 (https://www.youtube.com/watch?v=TIpysSgqj0A)
この映画見ていない人はツタヤで借りてくるか、アマゾンで買って見て!
Smoke Gets In Your Eyes.「RAY CONNIFF」版。 (https://www.youtube.com/watch?v=ztZCSFVeDII)
アタシが最もハマッた音の一つが、RAY CONNIFF ですので、他の曲も色々と聴いてもらいたいです。Google で RAY CONNIFF 又は、レイコニフで検索して下さい。沢山出てきます。 是非色々聴いて下さい。
これで「RAY CONNIFF」って、どんなサウンドなのかが分かったかと思います。今までに聴くことの無かった、とてもユニークなサウンドでしょ?
ちなみに「グレン・ミラー」を知らない人は「グレン・ミラー物語」を見て。1954年製作のハリウッド映画。これを見ればグレン・ミラーがどんな人で、「ミラー・サウンド」と言われているサウンドが、どうやって誕生して行ったかが分かります。テレビで何度も上映していたので見ている人も多いかもしれません。又、グレン・ミラーを知らなくても、そのサウンドを聴けば、必ずどこかで聴いたことのあるサウンドの筈。 英国、アメリカで、クリスマス・シーズンになると、必ずテレビでやる映画の一つ。理由は、見れば分かります。
1941年のホンモノ! 現代の技術で、カラーに!
エスター・ウイリアムズ (Esther Williams) って言う女優さんを知っていますか?元水泳選手です。その彼女主演の、1949年に制作の、ハリウッド黄金期の「水着の女王」原題 “Neptune’s Daughter”。それは凄い大がかりなセット、豪華なセットで、もう圧倒されます。初等学校の時に、おばちゃんに連れられて見に行って、映画の素晴らしさに感動した作品。見ていないならツタヤで借りてくるか、アマゾンで買って見て。でもあるかなー。今見てもその豪華絢爛さに驚かされます。それにしても彼女、トップの水泳選手で、この美貌は信じられません!
彼女が、エスター・ウイリアムズ (Esther Williams) 。
この辺の、ハリウッド黄金期の豪華絢爛さを見るには、 MGM が、創立50周年を記念して1974年に製作した、ミュージカル作品を総まとめして紹介する映画「ザッツ・エンターテイメント」は、必見。プレゼンターにフレッド・アステア、ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、エリザベス・テイラー、ミッキー・ルーニー等、豪華スターが担当しています。当時ハリウッド映画の凄さに、素晴らしさに、豪華絢爛さに、ただただ圧倒されます! 見ていないならツタヤで借りてくるか、アマゾンで買って見て。ちなみに「ハリウッドのミュージカルの王様」と言われた「雨に唄えば」の監督、スタンリー・ドーネンが、先月、2月に亡くなったそうです。彼は、オードリー・ヘップバーンの「パリの恋人」「シャレード」「いつも2人で」も監督しています。
中等生の頃見た映画。スクール物の1956年製作の英国の映画「思春期の感情」原題、It’s Great to be Young も、子供心に共鳴した映画。特に自分達の行っていた学校と重なって、皆で盛り上がったのを覚えています。見ていないならツタヤで借りてくるか、アマゾンで買って見て。でもあるかなー。
1956年公開の、タイロン・パワー、キム・ノヴァクの「愛情物語」、原題 “The Eddy Duchin Story” は見た事ありますか? 見ていないならツタヤで借りてくるか、アマゾンで買って見て。アタシ、何回見ても涙ボロボロで大泣きです。Eddy Duchin と言うアメリカの実在したピアニストの物語ですが、こんなにも悲運な人がいたんだと思わせます。当時のアメリカのハイ・ソサエティーも見る事が出来ます。なにしろ音楽が素晴らしい。ちなみにキム・ノヴァクは、アタシが子供の頃に最も好きだった女優さんの一人。こう言う女優さんって、もう居ません。
ベニー・グッドマン ( Benny Goodman) と言って分からない人は、ツタヤに行って「ベニー・グッドマン物語」を借りてきて、まず見て。アタシが中等生の時にはまった音の一つ。スイング・ジャズと言えばベニー・グッドマン。彼が日本に来た時、中等生でしたが、おばちゃんに連れてもらって産経ホールでのコンサート、行っています。ホンモノを見ています!
This is The King of Swing !
ベニー・グッドマンと言えば、この曲も。MEMORIES OF YOU. (https://www.youtube.com/watch?v=Zlak-Jeo1Zk)
ベニー・グッドマンと言えば、この曲も。Sing Sing Sing.
トロイ・ドナヒュー、サンドラ・ディーの「避暑地の出来事」。中等生の頃、クラスの女の子達とで見に行って、わくわくして見ました。正に青春時代に心躍らされた映画の代表。見ていないならツタヤで借りてくるか、アマゾンで買って見て。アタシが子供の頃に、どんな映画に影響されていたかが分かるかも。それにしてもサンドラ・ディーの可愛いこと!
「避暑地の出来事」と言えば、この曲。A Summer Place. (Percy Faith) https://www.youtube.com/watch?v=tSsiS-v6_6M
これも中等生の時に見に行って心躍らされた映画の代表。1950年代のイタリーの映画。ジャクリーヌ・ササールの「芽生え」。見ていないでしょうから、ツタヤで借りて来るか、アマゾンで買って見て。アタシ、当時、何回も映画館に行って見ています!
1955年のハリウッド映画「ピクニック」のバック・サウンドで使われた有名な曲 “Moonglow”。(https://www.youtube.com/watch?v=MLStsAY2fDI)
ウィリアム・ホールデン、アタシの大好きなキム・ノヴァクの「ピクニック」。 ”Moonglow” をバックに2人が踊るシーンは圧巻のダンス・シーンです。当時14歳のアタシは、このシーンに心底しびれました! そして76歳の今になって見ても、しびれました! 見ていない人は、ツタヤに行って借りてきて見て。 (https://www.youtube.com/watch?v=_DBoMIi8bYc)
ロッド・スチュアート版 “Moonglow” Rod Stewart (https://www.youtube.com/watch)
トニー・ベネット版 “Moonglow” Tony Bennet, https://www.youtube.com/watch?v=HWcRNTYVtyI)
この曲は、中等生の時、体育の実習で学校からのスキー旅行に行く時のバス中で進駐軍のラジオ放送 FEN で流していた曲。一発で好きになった曲。バスの運ちゃんですらもがアメリカ進駐軍の放送をバスの中で流す程にアメリカの音に、当時は溢れていました。
On The London Bridge (https://www.youtube.com/watch?v=yH-Muas-xlY),
沢村 みつ子版。今聴いても彼女、素晴らしい。彼女、後に浅岡 重輝と付き合うことになったので会うことに! それにしても彼女、上手。Mitsuko Sawamura:(https://www.youtube.com/watch?v=v7WKktN8Kg4)
ロンドンと言えば、この曲も。A Foggy Day in London.(https://www.youtube.com/watch?v=U_aTx2OLcDw)
1957年製作のケーリー・グラント、デボラ・カー「めぐり逢い」。 あのケーリー・グラントが気が付くシーンは、アタシ何度見てもオイオイと泣きます! その後、ウォーレン・ビーティーでリメイクされていますが、このケーリー・グラント版の方が文句なしに良いです。これ、必見の映画!
この映画のテーマ曲は、色んなシンガーが歌っています。これは主演のデボラ・カーが歌っているもの。
1961年、オードリー・ヘップバーンの「ティファニーで朝食を」は、若い人達でも見ている人は多いかもしれません。でも、見ていないならツタヤで借りてくるか、アマゾンで買って見て。
テーマ曲の、ヘンリー・マンシーニの Moon River は名曲。 Breakfast at Tiffanys (https://www.youtube.com/watch?v=L_jgIezosVA)
1960年代のフランス映画「男と女」。この映画のテーマ曲「ダバダバダ」は、アタシ達の年代では知らない人は居ません。アタシはその頃はロンドンでレースに没頭していたので封切りでは見ていなくて、日本に戻って来た時に、福沢 幸雄も見逃していたので、二人で東京の三軒茶屋の汚い映画館で見ました。あまりにも綺麗な映画で、そのまま座り続けて2回続けて見ました! その後もどこかの映画館でやっている度に見に行きました。10回以上見に行っています。勿論、ビデオも DVD も無い時代です。なので映画館に行って見るしかなかったのです。クロード・ルルーシュ(監督)と、フランシス・レイ(音楽)を世界に知らしめた映画です。見ていない人は、ツタヤに行って借りてきて見て。今見ても、何回見ても、音楽、画像共に素晴らしい映画です。止めはレーシング・ドライバーがストーリーの主役! なにしろ素敵な映画だから見て!
ここ、ドーヴィル (Deauville) の海岸でのシーンは、ただただ綺麗で素晴らしい!
アタシ達、ここ、行っています!
後日談。この映画の主演のジャン・ルイ・トランティニャンですが、叔父さんは有名 F-1 ドライバーです。この叔父さんモーリス・トランティニアン、結構凄くてモナコ・グランプリに2度も優勝、1954年のルマン24時間にも優勝しています。本人ジャン・ルイ・トランティニャンも大のレース好き。
1980年、この映画の中にも出てくる「フランスのルマン24時間レース」に、アタシがドイツのポルシェのセミ・ワークス・ティームから出た時、トランティニャンがティーム・メンバーに居て驚きました。地元の超有名人なのに大変におとなしい方で、アタシの方が大きな顔をしていました! トランティニャンとの写真を探したのですが、時間内に見つからず。でもアタシ、地元紙でアラン・ドロン、ミレーユ・ダルク達と同等の扱い! 凄くない!
Le Mans 24 in 1980.
アタシ、大学生の頃には既にフランク・シナトラの LP レコードは全て持っていました。勿論、日本版もありましたけど、全て日本で発売されていたわけではありません。特に彼はレコード会社を転々としていましたので、結構集めるのは大変。引越、引越で、レコードの整理まで手が回っていませんが、取りあえず見つけたのを並べてみました。
レイ・コニッフのレコードと同じです。全て持っていたと言っても、入手は簡単ではありません。1枚1枚を、銀座にあったヤマハ本店に行ってアメリカに注文してもらい、半年後にようやく手元に届く、そんな苦労をして、1枚1枚を入手しています。
Night and day. (https://www.youtube.com/watch?v=E10L8G67ozU)
Blue Moon. (https://www.youtube.com/watch?v=6vr0amOKCHo)
Witchcraft. (https://www.youtube.com/watch?v=oFmNgiEgPoQ)
Strangers in the Night. (https://www.youtube.com/watch?v=s4fWMgoWrbE)
The Girl From Ipanema. (https://www.youtube.com/watch?v=NldPFVKYmiw)
Fly Me To The Moon. (https://www.youtube.com/watch?v=mQR0bXO_yI8)
Come Fly With Me.
I’ve Got You Under My Skin.
最近、レコードやカセット・テープが若い人達に見直されているらしいですが、アタシが初めて見たレコード・プレイヤーはエジソンが初めて発明した時のようなゼンマイ式で、レコード針は竹でした!
そこから電蓄、つまり電気式レコード・プレイヤーになりレコードは78回転の SP レコード。それが LP レコードになり、ステレオ・レコードになっていきます。
その次に良い音を求める人達は、オープン・リールのテープ・レコード・プレイヤーになります。正に放送局で使うようなオープン・リールのテープ・レコード・プレイヤーを使います。 CD を買うと同じ様に、この写真のように、ソフト、音源もリールで売っていました。日本製は無くて、一々アメリカからの取り寄せになります。ここまでやっていた人は、ほんの限られたマニアだけです。
当然アタシはフランク・シナトラやレイ・コニッフのテープを買っています。勿論、今でも聴けます。この後、8トラック・カセット・テープになり、ようやく現在のカセット・テープになります。
この上の棚が、全てオープン・リールのミュージッ・クテープです。今のミュージックCD と同じです。でも当時の日本のレコード屋さんでは売っていなくて、全てアメリカへ注文して半年後にようやく手元に届きます。良い音を求める人達は、そんな苦労をして、良い音を入手していました。
こう言うバンドで、こう言う曲で、踊りたいなー。元はグレン・ミラーの曲。Tuxedo Junction. (https://www.youtube.com/watch?v=IqN56B14DQc)
こう言うバンドで、こう言う曲で、踊りたいなー。What kind of fool am I. (https://www.youtube.com/watch?v=Bt54qsnnYTM)
こう言うバンドで、こう言う曲で、踊りたいなー。Perfidia. (https://www.youtube.com/watch?v=SWjw3YvpMrw)
正にアタシ達が踊っていた曲。ツイストと言えば、Let’s twist again. (https://www.youtube.com/watch?v=nwRxyPc_8Wk)
ディスコ・サウンドと言えば、この曲。「Saturday Night Fever」この頃の映画になると見た事ある人も多いかもしれません。ジョン・トラボルタの出世作。
そもそもが、ディスコテック、ディスコって、どこで発祥したのかは知っていますか? 英国のロンドンです。ロンドンのピカデリーにある「Whisky a Go Go」が、世界で初めてレコードを使っての(つまりディスク)ダンスするところを始めたのが始まりで、それが世界に広まりました。1964年、初めての海外旅行の時、三保 敬太郎、浮谷 東次郎、式場 壮吉で、アタシ達、このディスコ発祥の地「Whisky a Go Go」に行っています!
ディスコ・サウンドと言えば、この曲。Can’t give you anything, but my love. https://www.youtube.com/watch?v=nlQ8te4BOhY
アタシの周りでは、この曲を知らない人は居ません!英国の盲目のピアニスト。September in the rain. (George Shearing) https://www.youtube.com/watch?v=7ENK2kLQCfk
スズキ自動車の TV コマーシャルで使っていたので、聴いたことがある曲の筈。マンボと言えば、この曲。Mambo no. 5. (https://www.youtube.com/watch?v=JlqzT6AKgkA)
ジャズを少しでも知っている人で、この曲を知らない人は居ません!
正に音楽に国境はないの見本! コイツ等、小学生! 凄い!
「Four Seasons」 って言って分かる人居ますか? ホテルではありません! ではクリント・イーストウッドの「ジャージー・ボーイズ」と言えば分かる人が居るかも。なんで「ジャージー・ボーイズ」かと言うと、つまりニューヨークの隣の州、ニュー・ジャージーからやって来て成功した連中の物語だからです。
アタシ達の年代の人で、周りでこの曲を口ずさめない人は居ません。
「Four Seasons」。 60年代のビートルズにも引けを取らないくらいに人気のアメリカのボーカル・グループです。この実在のグループをモデルにして創られたブロードウエイのミュージカルが「ジャージー・ボーイズ」。アタシ10年くらい前にブロードウエイで見ています。実に楽しい、凝った舞台構成のミュージカルで、映画よりもステージの方が断然素晴らしいです。まだやっています! もしニューヨークへ行く予定があるのでしたら、是非見て来て。
1988年のゴールデン・グローブ賞を総なめにしている、メラニー・グリフィス、ハリソン・フォード、シガニー・ウィーバーの「ワーキング・ガール」。この映画も何度見ても楽しいし、見終わってやる気を起こさせる映画。メラニー・グリフィスのベスト・ムービー。この映画以外の彼女、全くダメ!
音楽も大変に良い!
ジュリア・ロバーツとリチャード・ギア主演で大ヒットした1990年公開の映画『プリティ・ウーマン』1990年度全米興行収入第1位の映画。 何度見ても楽しい映画。 アタシ達の世代ではよく聴いていたロイ・オービソンの「オー・プリティ・ウーマン」が主題歌に使われているのも楽しい。ジュリア・ロバーツは、この作品で、ゴールデングローブ賞を受賞しています。アタシが思うにジュリア・ロバーツのベスト・ムービー。
この映画見ていれば、ここ、どこだか分かりますよね! この写真からもアタシが、いかに映画が好きかが分かる思います。
Rod Stewart – Blue Moon(https://www.youtube.com/watch?v=qyTG3G7QLg4)
I Left My Heart in San Francisco と言えば、この人。(https://www.youtube.com/watch?v=3fpE5FfP05M)
この人のも素晴らしい。Tony Bennett (https://www.youtube.com/watch?v=SC73kdOL5hk)
今のテクノロジーが実現。父娘の共演。これ鳥肌立ちます! Unforgettable. (https://www.youtube.com/watch?v=MKCyUe4syc4)
やはり血筋。彼女も素晴らしい。(https://www.youtube.com/watch?v=6S6ViHdoFLU)
60年代、三保敬太郎がいつも溜まっていた六本木のバー「ふらみんご」で、よくかけていたセルジオ・メンデス。Mas que nada. (https://www.youtube.com/watch?v=BrZBiqK0p9E)
Night And Day. (https://www.youtube.com/watch?v=IpjAvTf6tZs)
今聴いても身震いするくらいに懐かしい、60年代を代表するアメリカン・ポップス、Be My Baby. 彼女、なにしろ可愛い! 声も可愛い!
マイケル・ブーブレ( Michael Buble )って知っていますか? カナダの場末のバーで歌っていたのをデイビット・フォスターに見出されて、世界的スターになったシンガー。なにしろ聴いて。アタシが今、一番好きなシンガー 。15年ほど前でしょうか、モナコで地元っこが行く小さなレストランでランチしている時に流れていた音楽が、正にアタシ好みで、ウェイトレスさんに「これ誰?」と CD を持って来て貰って初めてマイケル・ブーブレ( Michael Buble )を知りました。そもそもが、デイビット・フォスターって知っていますか? 「タイタニック」のテーマソングを歌って世界的にブレークしたセリーヌ・ディオンを見つけ出した人。今やクインシー・ジョーンズをしのぐ有名音楽プロデューサー。詳しく知りたければグーグルして。この人、本当に凄い人!
A Foggy Day in London. (https://www.youtube.com/watch?v=MXixPZ1lBPY)
Call Me Irresponsible. (https://www.youtube.com/watch?v=oj_eUUaWBu0)
Save The Last Dance For Me. (https://www.youtube.com/watch?v=8dk-yig2GVk)
デイビット・フォスターに見出されてマジソン・スクエア・ガーデンでのコンサートをするまでになった、正にアメリカン・ドリームを実現した人。このコンサートのライブの DVD は、圧巻。出来ればブルーレイで、ホームシアター・システムで見て欲しいです。彼のステージは素晴らしいの一語。
アタシは中等生の時、東京の日比谷にある映画館、日比谷映画館、有楽座、スカラ座の3館をハシゴして1日に一気に3本を見た程の映画好きです。
一見、洋物の映画ばかりと思ったでしょうけど、アタシ、映画は何でも見ます。国籍も問いません。勿論、日本の映画も見ます。初等科の頃は、江利 チエミ、雪村 いずみ、美空 ひばりの「ジャンケン娘」も見ていますし、やはり初等科の頃、学校の寮を抜け出して石原 裕次郎の「嵐を呼ぶ男」や「明日には明日の風が吹く」を見に行ったりしています。黒澤 明は「七人の侍」を始め、「用心棒」「椿三十郎」など、全て見ています。勝 新太郎の「座頭市」も全て見ています。「仁義なき戦い」「マルサの女」など、日本映画もかなり見ています。
洋モノもハリウッド製だけでなく、どこの国の映画でも見ます。アタシが初めて見たハリウッド以外の映画は、初等科5年の頃に見たスエーデン映画「悶え」。一瞬のヌード・シーンに興奮しました!
イタリー映画は「自転車泥棒」に始まり「道」「島の女」「ひまわり」「シネマ・パラダイス」など、かなり見ています。
フランス映画は、1953年制作のイヴ・モンタンの「恐怖の報酬」、ジャン・ギャバン、ジャン・モロー「現金に手を出すな」「死刑台のエレベーター」、アラン・ドロンの「太陽が一杯」など、かなり見ています。
「カサブランカ」「アラビアのローレンス」「ドクトル・ジバゴ」「戦争と平和」等の有名どこも全て見ています。「007」も「ドクター・ノー」から全て見ています。「王様と私」「サウンド・オブ・ミュージック」、オードリー・ヘップバーンの「昼下がりの情事」「麗しのサブリナ」「マイ・フェア・レディー」「暗くなるまで待って」「パリの恋人」「尼僧物語」「シャレード」。アルフレッド・ヒッチコックは全て。ジェームス・ディーンの「理由なき反抗」「エデンの東」「ジィアンツ」。ドリス・デーの映画も「ケセラセラ」等を含めて全部見ています。ジュディー・ガーランドは「オズの魔法使」から「スター誕生」、ライザ・ミネリの「キャバレー」以降全て見ています。「誰がために鐘は鳴る」以降、ゲーリー・クーパーの映画は全て、エリザベス・テーラーの映画も「名犬ラッシー」以降、全て見ています。
上げていくとキリがありません。
つまり見ていない映画は無いと言える程に映画は見尽くしています。
尚ヒッチコックは、これがお勧め。 ジェームス・スチュアートの「裏窓」。相手役は後にモナコ王妃になるグレース・ケリー!
ちなみにゲーリー・クーパーの「真昼の決闘」の相手役もグレース・ケリー。
中等生の頃のアタシのアイドルは、雪村 いずみ! 彼女のオウチが近所だったので、用も無いのにオートバイで彼女の家の前をしょっちゅう行ったり来たりしていました! 彼女の「青い山脈」も見ています。彼女の妹の朝比奈 愛子も好きで、クルマのデザイナーになるのを目指して東京の江古田にある日大芸術学部に毎日通っている頃は、帰り道に池袋のライブ・ハウスに寄っては彼女を見ています。
ロカビリーって言って分かる人は、かなりの年代の人。有楽町にあった日劇であったウエスタン・カーニバルと言って知っている人も、かなりの年代の人。そのウエスタン・カーニバルに出ていた人気バンドの一つに「ワゴン・マスターズ」と言うウエスタン・バンドがありました。後にホリ・プロの社長となる堀 威夫のバンドです! 小坂 一也がバンド・シンガー。
この写真の左から2人目の人は、その「ワゴン・マスターズ」のギタリストだった小山 栄。その息子とアタシは大の仲良し! そして真ん中の人は、雪村 いずみ! 彼女が、いかに可愛かったかが分かると思います。 左側はペギー 葉山!「アタシは、映画、音楽が好きな人達に、映画、音楽業界の人達に、いつも囲まれていました」と書いていますが、この写真からも、それが分かると思います。そして、こんな写真を持っているのも凄いでしょ。
はい、恥ずかしながら白状します。アタシ歌手になりたかったーっ!
幼稚園児の頃からハリウッドのミュージカル映画を見に連れていかれ、これだけ周りにミュージシャンがいるのですから、当然アタシもミュージシャンになりたかったです。 ピアノは初等科から、ギターは高等学校になってから習いに行きました。でも安心して! 歌を含めて自分には音楽を奏でる才能は全く無いことに、直ぐに気が付いていますから。と、言うか愕然としました。あまりの才能の無さに! だってアタシ、興味持つもの、好きなことは “何でも” 拘り、かなりのレベルで極めるのに、音楽を奏でることだけは悲惨でした! 従ってアタシの 76年の人生で、ただの1回すらもカラオケって行ったことも、やったことも、見たことすらもありません! 三保 敬太郎が、ピアノを弾きながらアタシに歌わせようとしたこともありましたけど、ただの1回すらも歌っていません! つまり、ちゃんと自覚していたので許して下さい! 「オマエ、何を勘違いしていたんだよ」と、言われる前に言っておきます! でも聴く耳はあったようです。スティーブ・ローレンスとフランク・シナトラって、声がそっくりだって知っていました? 三保 敬太郎は、どちらかを言い当てられなかった時、アタシはちゃんと分かっていました。
Steve Lawrence “I’ve Got You Under My Skin”.
以下の2枚の写真はプロモーション用?! 高等学校1年生の時、当時のガール・フレンドが、撮ってくれたものです。芸能人になりきっていますねー! すいません、勘違いしていました!
ロカビリー歌手みたいでしょ!
美空 ひばりが子供の頃に唄った「リンゴ追分」アタシも子供だったけど、そのうまさにしびれました! 美空 ひばりがジャズが上手だったって知っていましたか? 発音なんか、もうパーフェクト。水原 弘の「黒い花びら」も、尾崎 紀世彦の「また逢う日まで」も、ちあき なおみの「喝采」も、好きです。
松田 聖子の CD 、何枚も持っています! 彼女のデビュー間もない頃収録の「風立ちぬ」は、鳥肌がたつ程に素晴らしい! バックの音楽も、つまりアレンジも、録音技術も、素晴らしい! あの素晴らしさ、あの拘りは、現在の日本の音楽業界には、もう無いかも。ラジカセの頃ですよね? 何度聴いても鳥肌が立ちます! 尚、この松田 聖子の歌唱力の凄さは、ちょっと専門的になりますが、通常の CD ではなくて、オリジナル・マスター・テープから Super Audio CD に移した SACD で、SACD がプレー出来る CD プレーヤーと、ちゃんとしたオーディオ・システムで聴かないと体感出来ません! 松田 聖子が、こんなにも素晴らしい歌手だったんだと気が付かせる、驚愕のサウンドですので、是非聴いて!
1966年からロンドンに住みだして、一時帰国して日本からロンドンに戻る時、持って帰るレコードは、藤 圭子の「新宿の女」や、森 進一でした!
今でも映画は毎日のように見ます。最近は海外のテレビ・シリーズをよく見ます。と言うか、海外のテレビ・シリーズが、凄い!面白い!「24」に始まり「ホームランド」「プリズン・ブレーク」「ハウス・オブ・カーズ」「スキャンダル」「リベンジ」「AMERICANS」「クワンティコ」。最近で面白かったのは「ゴーンガール」の原作者ギリアン・フリオンの HBO のシリーズ「傷」”SHARP OBJECT”。 英国のテレビ・シリーズ「McMAFIA」「ライン・オブ・デューティー」等も面白い。
さて終わりに。アタシの思うハリウッドのベスト・ムービーは、これ。トム・クルーズの「トップ・ガン」。面白さ、つまりストーリー、音楽、画像、臨場感、正に、これがハリウッド映画!
相手役のケリー・マクギリスも最高! 彼女、この映画がベスト!
アタシがこの映画を初めて見たのは、自分ちでレーザー・ディスクで。 最近、最新の機材で DVD で、ブルーレイでも見たのですが、臨場感は、昔のレーザー・ディスクの方が良いです! 何故なんでしょうね。
このオープニング・シーンから圧倒されます! 何回見ても面白い! 数万円の安いホーム・シアター・システムでいいから、ちゃんと 5.1 チャンネルで見て!パソコンでも、安い 5.1 チャンネルのホーム・シアター・システムとで見ると、その臨場感に圧倒されます。
止めは、これ! 必見!
AKB の2011年の1年間を追った『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』。過呼吸と脱水症状で倒れるメンバーが続出した西武ドームでのコンサートの凄絶な舞台裏のシーンは、彼女達の凄さに、彼女達のけなげさに、アタシは何回見ても大泣きし、ボロボロと涙が止まりません! 前田 敦子が最も輝いていた時。高橋 みなみのリーダーシップ、気配り、やさしさも素晴らしい。その前田 敦子、もうお母さん!
海外のホテルに泊まっている方々は知っているかと思いますが、現在、海外では日本のテレビは NHK とフジ・テレビが見られます。ニュースなど、時間帯によってはライブです。アタシの時代では想像すらも出来なかったことです。15年くらい前だったでしょうか、ロンドンで NHK を見ていたら、秋葉原の特集をしていました。その中で、小さな劇場でやっている「秋葉原48」と言うグループのことも取り上げていました。まだ AKB 48 と言う前です。ウエアも、その頃は彼女達ロング・スカートでした。アタシ、コイツ等売れると閃いていました! でも彼女達がブレークするのは、その後かなり経ってから。日本に帰ったら見に行こうと思っていましたが、いまだ実現出来ていません。
コイツ等やっぱり凄い! 本当に素晴らしい! でも、この輝きは一体どこへ行ってしまったのでしょうか。
これで、” Tetsu Ikuzawa’s Sound, Music and Movies Style” は、かなり伝わったかと思います。まだまだ付け加えたい曲、映画、話したい事、伝えたい事、キリなくあるのですが、この項は、これで終わり。
実はアタシ、本もよく読みます。幼少期にはおばちゃんによく読んでもらっていました。野村 胡堂の「銭形平次」とか、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」とか。好みは、トル・ストイと言うよりも、シドニー・シェルドン!「ゲームの達人」みたいのから、ミステリー物が多いかも。松本 清張も結構読んでいました。イアン・フレミングの「ジェームス・ボンド」は映画で有名になる前から読んでいます。日本では翻訳したのが少なくて、探すのに苦労しました。友人達は、英語版で読んでいました!
ドキュメンタリー物では、ジョン・クラカワーの「空へ」副題:エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか。は、お勧め。(出版元:文藝春秋 文春文庫)これは映画にもなっています。95年5月、日本人の難波 康子さんを含めて12人もの大量遭難事故が起きた時、たまたま、この時取材でエベレスト登頂をしていて生還したスポーツ・ライターによる迫真のドキュメンタリー本です。アタシ、当時ライブで見聞きしていました。これは読むべき。