111,200 km を走っているポルシェ 996 型を、つまり20年以上も前のポルシェをヤフオクで見もしないで買いました! これをレース用の GT3 RS にします。 正確には、見てくれを、レース用の 996 GT3 RS にします。
これが、その20年前の GT3 RS と言うレース用のポルシェです。ホンモノは大変に高価。当然ですけどオートマ仕様はありません。


レース用なので、室内はこんなことになっています!


純正のホンモノの GT3 RS のフロント・バンパーも、ヤフオクで見つけて用意してあります! つまり右ハンドルのオートマ仕様の普通のポルシェ 911 を、外観を忠実にレース仕様の 996 GT3 RS にしてしまいます。こんなことを考える人、こんなことをやる人、世界広しとは言えアタシ以外に他に居ないと断言出来ます!

GT3 RS 用の、サイド・ボディーとフロント・ノーズ・スポイラーのボディー・パーツも準備済み。

996 GT3 RS の純正シートは、布製仕様とレザー仕様の 2 タイプを見つけて、どちらでも対応出来るようにしています。

レース用の GT3 RS のホィールは、なんと数台分も用意! 996 GT3 のパーツを、996 GT3 を持ってもいないのに10年がかりで、せっせと色々と集めました。世界は広しとは言え、こんなことをやっている人はアタシ以外に他に居ません!

Front: 8.5 x 18, 235/40R18、Rear: 11×18, 295/30R18。タイヤは過激な走り屋さん用のダンロップ DIREZZA をチョイス!

20年以上も前のクルマ、そして11万キロ以上も走っているので、そこら中を整備しなければなりません。そこでポルシェ仲間の 996 のエキスパート、愛知県の icode さんに整備を頼むことにしました。まずはパワー測定。

さっそくシャシーダイナモでパワーチェック。その結果は 295.1ps。新車時のカタログ上のパワーは 320馬力。111,200 km を走ったクルマとしては素晴らしい数値。このクルマ、見もしないで買ったけど、見っけものだったかも。
早速エンジンを降ろして、全バラのオーバーホールになります。
Team Ikuzawa の MTB ダウンヒル・ティームのチャンピオン・ライダーの安達クンが、たまたま icode さんの近所に住んでいるので、休日にはボランティアで、手伝いに来てくれました。


色々と外していくと、こんな悲惨な状態。

さすがに20年前のクルマ、しかも11万 km も走っていると、ゴム類は全て崩壊しています!


ショック・アブソーバーも、逝っています。

新品に交換ではなく、オーバーホールしました。

まるで新品!

フェンダー内のパーツも、こんなに綺麗にしてくれました。

ステアリング・ホイールは、ホライゾンさんが巻き直してくれました。
住所:〒466-0858 愛知県名古屋市昭和区折戸町5-38
電話:052-762-0253
Fax:052-762-0141
メール:information@euris-japan.com
ホームページ:http://www.euris-japan.com/
住所:〒466-0858 愛知県名古屋市昭和区折戸町5-38
電話:052-762-0253
Fax:052-762-0141
メール:information@euris-japan.com
ホームページ:http://www.euris-japan.com/
ステッチの糸は赤にして、グリップは、このように。素晴らしい出来です。


icode さんの整備が終わり、御殿場ワークショップに戻ってきました。そこで、Team Ikuzawa 恒例の、更なるクリーニング作業です!


ブレーキ・ディスク・プレートも綺麗にしました。

11万km も走っているクルマの足まわりとは思えない綺麗さになりました。


次は、全塗装とボディーの改造になります。アタシがグランド・チャンピオン・レースに出ている頃から現在まで、ウチのクルマの全てのペイント、ボディー改造をしてもらっている、そして富士スピードウエイ近辺のレース屋さんの多くがお世話になっているシロマさんと打ち合わせ。

BMW また何かやっている!

東京の自宅のガレージに、戻ってきました。ポルシェの 996 型を2台、それもお揃いのシルバーで、タルガとクーペを持っている人、そうは他に居ないと思います。それも2台共、右ハンドル、オートマです!

ところが! 続く。
