2021年8月お盆休み明け、ようやくシロマさんのペイント・ブースに入庫!
フロント・ウインドウ下のワイパー・モーター周りの黒のプラスティック・パネルを自分で外して中を徹底的に掃除しました。そんなとこまで見る人まず居ないでしょうけど、そんなとこまで掃除する人、もっと居ないでしょうね。でもクルマのこう言う部分って、特に屋外駐車しているクルマは、それはもう悲惨な状態になっています。
これは、このクルマではないのですが、英国で見つけた「奇跡の 997」の場合。これはそれ程酷くはありませんでしたが、内部はこんな風になっていました。でも常時屋外駐車のクルマは、こんなもんではありません。それは悲惨な状態が多いです。
アタシ達が掃除すると、この様になります!
ここまで確りとカバーする人、プロテクトする人、そうは他に居ないでしょう。見ていけば、何故ここまでやるのかが分かります。
GT3RS のフロント・バンパーやサイド・ステップを、まず仮取付。
アフター・マーケットの FRP 製品の多くは、その作りが悪く隙間だらけ!
シロマさんでは、そんな細かいとこも、丹念に修正していきます。
クラッシック・カーのレストアでもあるまいし、ただの 996 の塗り替えを、ここまでしてやる人、又は、ここまでやってくれるペイント屋さんは、他にそうは居ません。
ウインドウ・ガラスは全て外し、ドアーも外しています! よくぞここまでと思うでしょ。
3ヶ月をかけて、ボディー改修、ペイント作業が、ようやく終わります。
ワークショップに戻ってきました。まるで新車! シロマさん、素晴らしい仕事をしました!
Before.
Before.
Before.
富士スピードウエイ近辺のレース屋さん達では知らない人はいない、エートスさんにステッカー・チューニングを!
GT3RS が、完成!(正確には、GT3RS もどきが、完成!)
Before. この写真からも完成までに1年もかかっているのが分かりますよね。
これがホンモノの GT3RS! ホンモノはレース用なので車高が低い。ですが街を乗るにはガチガチで乗れたもんではありません。キャバクラのオネエさんを乗せたら大不評になります。しかもギアー・チェンジを絶えずしなければならないので片手は空きません! まさに今回のポイントはここにあります!
これが、アタシの GT3RS もどき。見ての通りオートマです!
イタリーのステアリング・ホィール・メーカーで有名な NARDI の日本の代理店 FET さんが、996 用のステアリング・ホィールを提供してくれました。標準のステアリング・ホィールよりも小径、グリップはこの太さ! 握った時の感じが実に素晴らしい! さすがイタリーの老舗! 996 のオーナーは試すべき! http://www.fet-japan.co.jp/nardi/
アイコードさん、協力を感謝!
いつもお世話になっている近所のキーパー・ラボでコーティング。もう完全に新車状態!
皆さんは、F1 とか Moto GP とかは見ていますか? スタート時は晴れていていたのでドライ用のタイヤでスタートしたのが、途中から雨が降り出してそれは大騒ぎになるのを? 当初このクルマ用に選んだタイヤは過激な走り屋さん用のダンロップ DIREZZA でした。これ晴天時用のレース用タイヤではありません。で、でもアタシ、このタイヤでは豪雨の東名高速を怖くて走れそうにありません! そこで調べたらダンロップ・グループの FALKEN ブランドで、996 GT3 指定サイズでウエット・コンディションに特化したタイヤがあるのが分かり交換することにしました。「奇跡の2台」の 997 型にも、このタイヤをチョイスしました。ちなみに FALKEN は、ポルシェ社の新車装着でマカンなどに採用されているブランドのタイヤです。又、ドイツのニュルブルクリンク24時間レースに行った人達は皆知っていますが、FALKEN は、このレースにポルシェで毎年参加するなど、ヨーロッパではよく知られたブランドのタイヤです。
皆さんは、自分のクルマのタイヤは、どのような基準で選んでいるんでしょうか。まさか値段で選んでいませんよね? タイヤのチョイス、タイヤの維持管理は、アクセルとブレーキの踏み間違いをしない、高速道路の逆走をしないと同じくらいに重要だって、分かっているんでしょうか。
この両サイドのタイヤが DIREZZA で、真ん中2本が FALKEN 。タイヤに詳しくなくてもこうやって並べて見れば一目瞭然、素人でも分かるかと思います。 DIREZZA では、豪雨の東名高速はヤバそうだって。https://www.falken.co.jp/products/FK510/